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2007年 11月 22日
17日の土曜日は、別冊カーサウエスト「関東の建築家インデックス」の掲載建築家の 有志の皆さんが開催された「建築家と考える家づくり展」の初日に行ってきました。 「新日本橋駅」で下車。あっ、ここか!と思う程、あっけなく会場のアトリエユニオン 東京に到着しました。 アトリエユニオン内は、正面がイベントや展示用のスペースになっており、左手が ユニオンさんの製品である、ドアハンドルや各種建築金物がズラリと並んだショー ルームになっています。 展覧会会場には、多くのパネルや模型が展示。誌面では写真が2点しか掲載 できなかったですが、写真や平面図、模型をみると、どんな家かということが よく分かります。 説明は、プロジェクターを使用し、とても丁寧で分かりやすく行っています。 寒い日だったのですが、14時過ぎから、セミナーが始まりました。 本で紹介されている住宅をパワーポイントやパネルを使って、その住宅の立地条件や 建築主からの要望、それに対して建築家がどう考え、どう設計したのかが説明されました。 左 松石直樹さん 右 西田智史さん (a not-DESIGN(アノットデザイン)/東京都調布市) 最初は、アノットデザインの松石さんと西田さん。 西川口駅前という猥雑な環境の中で、騒音や外部からの視線をどう断ち切ってプライ バシーを確保、さらに通風や採光、自然をどう取り込むかがテーマでした。 2階建てという建築主の要望を平屋にする替わり建物をほぼ敷地一杯のボリュームにし、 中央部に設けた中庭に向かってリビングやキッチンといったパブリックスペースから、 家族の個室3つと水回りを配したプランを提案。 前面道路より高い建物に囲まれた建物を見る 撮影:渡部信光 コンペ形式で残りはすべて要望通りの2階建てプランという中で、唯一の平屋建て プランが建築主に夢と現実性を感じさせたようで採用になったそうです。 デッキ張りの中庭は周囲をガラスで囲んでおり、夜間にトイレにいく時の照明の スイッチを各部屋からつけられるようにしたそうですが、実は月明かりで十分だった そうです。 キッチン・ダイニングよりリビング・中庭を見る 写真:事務所提供 実際、外部に向かっての窓がほとんどないのですが、内部の写真をみると十分な 明るさが確保されていて、こういった環境での住宅の一つの方法だと思いました。 モデレーターを務める連健夫建築研究室の連さんから背後の高層マンションからの 視線はどうなの?という質問がありましたが、1日のほとんどの時間をパブリックスペース で過ごすということで、そちらを視線が入らない側に配置、逆に個室は引き戸を閉めれば 上部からの視線も完全に遮蔽可能です。 もちろん、高層マンションからの視線の届き方も実際にチェックされた上で、設計されて おり、この辺りが建築家に頼む良さだといえます。 建築家 松石直樹さん、西田智史さんのプロフィールはこちら (カーサウエストオンラインへリンク) 次は、山浦国昭さんをご紹介します。 展示会は、11月24日まで開催中です。詳しくはこちらから。 24日にもセミナーを予定しております。 24日(土)1stセッション14:00〜 葛川かおる+鹿田征歳 稲葉匡則 加藤裕一 2ndセッション15:30〜 相坂研介 加々美 明 窪田浩之 宮崎 豊 ※当コンテンツとあまりにも関係のないトラックバック等は、こちらの判断で削除させていただきます。
by casawest
| 2007-11-22 16:48
| 建築家の作品展
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