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2007年 03月 17日
ゴア元副大統領ではないですが、ますます悪化する地球環境を考えると、自分たちが消費するエネルギーも気になります。快適だからいいじゃないかでは許される時代はすでに終ったと考えるべきでしょう。100%とはいかなくても無暖房・無冷房で暮らせる家ができるならこれは、一寸無視出来ない話だと思って、いくつか出てる書籍の中の一冊を読んでみました。快適という言葉の魔術にとらわれてエネルギ浪費型の住宅が多いのが気になります。将来、法的に個人のエネルギー使用量が制限されたら、たちどころに不快な住宅に成り下がってしまいます。新築だけでなくリフォームも可能という話ですから、一読の価値はあると思います。
「無暖房・無冷房の家に住む」山本順三著、三一書房刊、2006年6月15日発行 (ISBN4-380-05215-X) 著者は富山県生まれの自称断熱屋。セルローズファイバーを主力とした断熱全般の施工を手がけ、究極の断熱防音工法「Z工法」を確立した辛口の人で、断熱という視点から日本の住宅の流れを語り、現在のいろいろな断熱方法や住宅工法を辛口で批判しています。そして、間違いだと決めつけられてるのが、24時間強制換気による過乾燥が弱点の外張り断熱の住宅です。 彼の説によると、関東以西のいわゆる4〜6地域では、壁100〜120、天井150、1階床下100ミリのセルローズファイバー吹込みで、無暖房(1台程度のエアコンを極寒時に運転する程度)で暮らせるそうです。もちろん、窓はペアガラスの樹脂サッシュで外壁通気層なしの仕様です。 さらに、我家もそうですが内外RC打ち放しの住宅の場合は、壁の内側に根太を組んで50ミリのセルローズファイバーをPBの壁との間に吹き込むだけで結露しなくなり、3階以上なら暖房無しで、音を気にしなければ冷房も無しで暮らせるという記述があります。結露しない理由はまだ解明されてないそうですが、すでにマンションのリフォームで実証済みだそうで、防音効果も上がるといわれると、我家でもリフォーム時には第一の検討課題だと思いました。
by casawest
| 2007-03-17 18:01
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